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残される者たちへ/小路幸也
評価:
小路 幸也
小学館
¥ 1,575
(2008-12-18)
Amazonランキング: 268116位
JUGEMテーマ:読書


読書期間:2009/4/9〜2009/4/11

[小学館HPより]
この世界は、まだこうして美しいままにある

デザイン事務所を経営する川方準一のもとに、同窓会の通知が届く。準一の通った小学校の子供たちは、ほぼ全員が〈方野葉団地〉の子供だった。準一は、親友だったという押田明人に会場で声をかけられるが、彼のことを何も思い出せない。他の人間はすべて覚えているのに。悩む準一は、団地の幼なじみで精神科医の藤間美香に相談する。美香は、〈方野葉団地〉に住む中学生、芳野みつきの診療も行っていた。みつきは、自分を庇って死んだ母親の記憶を見るようになったという。記憶のずれと団地の存在に関係があると見た準一と美香は、団地の探索に乗り出した。二人は〈方野葉団地〉で、想像もしなかった“のこされるもの”に遭遇する…。
川方準一の元に、小学校の同窓会の通知が届く。幹事の押田明人の名前は知らない。他のクラスのやつだったのだろうと思い、参加をすると、気軽に声をかけられる。同じクラスだったらしく、周りもみんな知っているようだ。何故、自分だけ押田の記憶がすっぽり抜けているのか。考えるとパニックになる。同じ団地に住んでいて、幼馴染の2つ年下の藤間未香も一緒だった。未香は精神科医だったので、準一は相談をする。また、未香は以前自分たちが住んでいた方野葉団地に住んでいる芳野みつきという患者を受け持っていた。みつきは事故で母親を亡くして以来、母親の記憶が蘇るという。

準一の記憶の謎、そして未香の現在の患者であるみつきの記憶の謎。答えは団地にあると確信した準一と未香は再び団地に訪れる。

廃れゆく団地というと久保寺健彦さんの『みなさん、さようなら』を思い出す。昔は賑わっていた団地。団地の子供全員が同じ小学校に通っていたが、団地を出て行く人たちが増え、現在の団地は空家ばかり。時代を象徴している。

SFのような不思議な世界。〈彼ら〉と呼ばれる者。実際にどういう者なのか誰も分からない。そういう表現の仕方がまた小路さんの作品の『空を見上げる古い歌を口ずさむ』『高く遠く空へ歌ううた』とどこか通じるものがあるように思えた。
| さ行(小路幸也) | 22:15 | comments(0) | trackbacks(3) |
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