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ことば汁/小池昌代
評価:
小池 昌代
中央公論新社
¥ 1,680
(2008-09)
Amazonランキング: 215372位
JUGEMテーマ:読書


読書期間:2009/3/1〜2009/3/3

[中央公論新社HPより]
モノクロームの日常から、あやしく甘い耽溺の森へ。詩人に仕える女、孤独なカーテン職人、魅入られた者たちが、ケモノになる瞬間−−川端康成文学賞受賞の名手が誘う幻想譚六篇。
小池さんの作品は『タタド』以来です。それほどたくさんの人が良い!と言っているわけではないのですが、好きと言っている人は見かける。タイトルも合わせて気になっていたのですが、図書館でこの装丁を見て惹かれてしまいました。これは読まなきゃ!と。

6篇の短篇集ですが、主人公がだいたい独り身の50代くらいの女性。どことなく寂しい感じのする女性です。その女性たちが男性を相手にしているときに、急に妄想の世界に入って行きます。その入り方が自然で、読んでいる側もどこまでが現実で、どこからが妄想なのかが分からなくなるほどです。一緒に妄想の世界に迷い込んでしまいます。とても不思議な感じがしました。

特に「すずめ」はぞっとしたほどです。舌きりすずめの話がよく思い出せなくて、本当にここで語られた話だったのかなと思ってしまったほど。そして、最後にこの舌きりすずめの話が合わさって、恐怖感が増しました。

「女房」
昔を思い出して飼ったザリガニ。合宿で長期間空けるので、上の階の住人に頼む。そして戻ってきたら、恋人がその住人の家にいた。

「つの」
詩人の先生のファンになり、追いかけ続け、ついに秘書になることができた。秘書になって30年、私は結婚をすることもなく、先生の傍に居続けた。先生はその間、たくさんの人たちと恋愛をしたが、私とは恋愛することはなかった。

「すずめ」
カーテン専門店を経営する私は、豪邸の主人である滝沢氏にカーテンを頼まれる。滝沢氏は妥協を許さなかった。それに応えるために、滝沢邸に行くが、そこで珍しい貝を食べる。その後、滝沢氏と会うようになり、舌きりすずめの話を聞く。

「花火」
年老いた両親を隅田川の花火大会に連れて行くことに決めた。私は離婚して独りだった。
そして警備している夫と再会した。夫との日々、疑い深くなった自分を思い出していた。

「野うさぎ」
小説を書けなくなり、書くことを辞めた。何もしない毎日。近くの森を散歩していると、老婆に出会う。老婆から生きる術を教わった。それは・・・。

「りぼん」
突然亡くなった友達の遺品の整理に行くと、りぼんのコレクションを見つけた。それを持ち帰り、自分でコレクションしていくようになった。ある日、小学生のしているりぼんが気になった。
| か行(その他の作家) | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
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