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家日和/奥田英朗
評価:
奥田 英朗
集英社
¥ 1,470
(2007-04)
Amazonランキング: 72045位
JUGEMテーマ:読書


読書期間:2008/11/16

[集英社HPより]
おかしくて切ない、〈在宅〉小説誕生!
ネットオークションにはまる主婦。会社が倒産し主夫となった営業マン。ロハスに凝る妻に辟易する小説家…。ちょっとズレても家庭は続く。夫と妻の心の機微を軽妙に描きだす、6つの物語。第20回 柴田錬三郎賞 受賞作。

気になっていたが、機会がなくて読んでいなかった作品でした。今年の4月かと思ったら去年の4月に発売された作品で驚いてしまいました。家の中の生活、家族との話が中心の6編。家族がいて、その家の中が楽しければ幸せなんだなぁと思いました。好きな作品は「家においでよ」「夫とカーテン」です。「家においでよ」は自分も金額を気にせず、自分がいいなと思ったものを好き放題家に置いてみたいという衝動に駆られました。実際の自分の家は物が多くて、好きなものというよりはより収納に便利なものしか置いていないですが・・・。

「サニーデイ」
ピクニック用の折りたたみテーブルが不用になったので、インターネットオークションに出品した。ちょっとしたお小遣いが入るのと、他人から褒められることが嬉しく、周りからも綺麗になったと言われたので、家の中の不用品を次々と探して、オークションに出品した。
これはちょっとブラック要素があったような気もしました。終わり方が怖い。夫や子供たちに相手にされないと、変なものにはまってしまう主婦。よくある話かもしれないです。

「ここが青山」
14年間勤めた会社が倒産した。明日から無職になる。妻に話すと、妻は結婚して辞めた前の職場に復職することになった。家事、子供の世話は自分がすることになった。

いわゆる主夫の話でした。今までやらなかった料理にはまる。しかし、周りからは男である自分が職を失って、女である妻が働きに出ているということに同情的だった。しかし、それを気にしないこの夫婦は素敵だなと思いました。

「家においでよ」
妻が自分で買った家具とともに家を出た。家の中は水を抜いたプールのように広くなった。週末に家具屋を回り、今まで妻に反対されていてできなかった自分の趣味の部屋を作ることにした。

自分が気になった家具を好きなように配置して、作る部屋というものに憧れます。思わずみんなが集まってしまう家。羨ましいです。

「グレープフルーツ・モンスター」
内職の発注元である業者の担当者が変わった。今度は若くて派手なサーファーのような男だった。その男は遠慮なく家にあがって、モニターを進めた。その男は柑橘系の匂いがした。その夜、夢を見た。

何とも言えないです。主婦になると寂しくなるのかなと思ってしまいました。

「夫とカーテン」
夫が会社を辞めてカーテン屋をやると言い始めた。会社を作ってはすぐに店をたたんでいた。心配しながらも自分の仕事であるイラスト描きは絶好調。考えてみると、夫の起業が自分にいいイラストを描かせていることに気付いた。

すぐに会社を作っては成功したらすぐに会社をたたむ。潔い夫。しかし妻は安定を望む。それはすごく分かる。でもその夫の前向きな姿勢が妻の仕事にも影響しているというのはなかなか良い夫婦だなと思いました。こういう夫婦憧れます。

「妻と玄米御飯」
妻がロハスにはまり、毎日玄米御飯が出てくるようになった。小説家である自分が賞を獲って、初めてのベストセラーを出したことにより生活が変わったからだ。育ち盛りの2人の息子も脂っこい肉などが食卓から消えて、不満を言っていた。

これも終わり方がちょっと怖かったです。しかし、これは奥田さん本人の体験ではないですよね?
| あ行(奥田英朗) | 17:42 | comments(0) | trackbacks(1) |
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