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蒲公英草紙―常野物語/恩田陸
評価:
恩田 陸
集英社
¥ 500
(2008-05-20)
Amazonランキング: 32155位
JUGEMテーマ:読書


読書期間:2008/10/2〜2008/10/4

[文庫裏表紙より]
青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知するちから…、不思議な能力を持つという常野一族。槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。今を懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。
常野シリーズ第2弾です。『光の帝国』は常野の人たちの短編集でしたが、この作品は19世紀末の東北の農村の旧家槇村家の末娘聡子様と、そのお話相手に選ばれた峰子の物語です。その中に、常野一族である春田一家が訪れます。

聡子は心の臓が弱く、いつも家の中で過ごしていた。しかし、峰子がお話相手として通った夏は、体調もよく、よく2人で外に出ていた。聡子は聡明で、光を放っているかのようだった。お話も上手で、よく小さな子供たちを楽しませていた。聡子は、代々村の人々のために尽くした槇村家の一員として、信念を貫き通す。

ラストは何ともいえぬ、寂しさが漂いましたが、わずか10歳の聡子の思いがひしひしと伝わりました。常野の話ですが、峰子の日記である「蒲公英草紙」に描かれた聡子がとても素晴らしい人物で、際立っていました。もちろん常野の人たちがいたからこそ、最悪の事態は免れたのですが。

清隆様、廣隆様、永慶様、椎名様・・・槇村家の人たちや一緒に住んでいる人たちもまた見逃せません。特に廣隆様については、峰子のことを最初はいじめていました。読み手側はなぜいじめるかはわかりきったことですが、だんだん成長していじめることがなくなり、そしてその気持ちが峰子に自然と伝わります。最後の方の2人のシーンはドキっとしちゃいました。

常野シリーズはあと『エンド・ゲーム』があります。また文庫になったタイミングで読んでみたいと思います。以前見つからなくなったという常野シリーズのサイトがあったのでリンクを貼っておきます。
常野公式サイト⇒http://www.shueisha.co.jp/tokono/
| あ行(恩田陸) | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
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