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ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
評価:
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 1,680
(2007-11-29)
Amazonランキング: 556位
JUGEMテーマ:読書


読書期間:2008/8/2〜2008/8/5

[単行本帯より]
仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。
精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。

やっと読むことができました。発売当初からかなり評判が良く、伊坂さんの作品はこれまで文庫でしか読んだことないから、先に読んでしまおうか迷いました。本当は未読の作品を先に読みたかったのです。でも、本屋大賞も受賞し、これは読まなければならないと思い、購入。そのままなかなか読む機会に恵まれないままでした。そして、これまでの2作品が少し暗い作品で、気分を一掃したいという思いで手にとりました。

まずは構成が素晴らしかったなと思いました。最初は「事件のはじまり」。樋口晴子と友人の平野晶の会話から始まる。そして第二部は「事件の視聴者」。事件の報道とそれを見ている入院患者という視点でした。第三部「事件から二十年後」。読んでいる側はまだ事件のことをテレビで報道されていることしか分からない。その状態で、急に事件から二十年後になってしまったら、一体どんな事件だったのか、真相は?というのがより一層楽しみになってしまうのです。早く知りたい!と。

本編と言ってもいい第四部からいよいよ「事件」の章がスタート。青柳雅春と樋口晴子視点で、過去と現在が交錯しながら話は進んでいきます。伊坂さんの作品で、結構好きなところが、章ごとのマーク。今回は逃げる格好の青柳雅春が現在、ただ立っている姿が過去の青柳雅春、子供を連れているのが現在の樋口晴子、一人で立っているのが過去の樋口晴子。この青柳雅春と樋口晴子は同じ大学のサークルの所属し、当時は恋人同士だった。現在は別れて、樋口晴子は結婚し、子供がいる。過去の経験から青柳雅春は逃げる。その機転の利かせ方はうまいと思いました。樋口晴子も過去に青柳雅春と付き合っていた当時の彼の癖などから、今回の事件のおかしさに気付く。

迫力満点。最後の最後まで目が離せませんでした。やっぱり伊坂さんの作品は何度も読みたいと思いました。たくさんの伏線、全部気付いたという自信がないので、また再読したら、違った発見がありそうです。青柳と樋口の2人のことしか書きませんでしたが、もっとたくさんの登場人物がいます。その人たちもまた味出しています。たくさんの人たちと親交を深めることは決して無駄なことではないですね。

最後の「事件から三ヶ月後」。「たいへんよくできました」これは泣かせる。「痴漢は死ね」もよかったです。やっぱり伊坂さんは裏切らないなと思いました。
| あ行(伊坂幸太郎) | 14:32 | comments(0) | trackbacks(6) |
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