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ボトルネック/米澤穂信
評価:
米澤 穂信
新潮社
¥ 1,470
(2006-08-30)
Amazonランキング: 46045位
JUGEMテーマ:読書


読書期間:2008/7/22〜2008/7/24

[新潮社HPより]
懐かしくはない。爽やかでもない。若さとは、かくも冷徹に痛ましい。
二年前に死んだ恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、バランスを崩して崖から落ちてしまった……はずだった。が、気づけば見慣れた場所にいた。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられる。どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。新鋭が容赦ない筆致で描く、等身大の「青春」ミステリ。
初めて米澤穂信さんの作品を読みました。何の予備知識もなく、ただ図書館にあったので借りたのですが、まさかこのような内容だとは思いませんでした。ちょっとびっくりしました。

僕ことリョウは、2年前に事故死した恋人を弔うために、東尋坊に来ていた。そこで、バランスを崩して、落ちたと思った。しかし、気がつくとそこは金沢の街中だった。東尋坊に行くときに買った往復切符の復路の切符はまだ残ったまま・・・。不思議に思い家に帰ると、そこには存在しないはずの姉がいた。リョウには姉がいたかもしれなかったが、その姉は生まれる前に流産していたのだ。しかし、その姉であったはずのサキの話を聞くと、どうやらここはサキが生まれて、リョウが生まれなかった世界のようだった。

サキとリョウが違うだけで、どれほど世界が違うのか。間違い探しをした2人だが、リョウにとってはひどく残酷な現実だった。仲が悪かったはずの両親が仲が良く、潰れていたお店が営業を続けており、死んだはずの食堂の主人が生きていた。そして、死んだはずの恋人が生きていた。しかも性格も違っていた。全ては自分ではなく、サキがいたからもたらした結果だった。

そして途中で出てきたタイトルにもなっている「ボトルネック」という意味。この意味を考えたときにはぞっとしました。でも、どうやって元に戻るのだろう、この現実を知ったことによって、元の世界に戻ったときに何かが変わるのだろうかと思い読み進めてみましたが、特に何も希望なく終わってしまったなと言う感じでした。でも、最後の一言はわざと明るい意味で捉えてしまいました。でも、皆さんの感想見ると、絶望のまま終わってしまったのだなと思いました。何とも言えない作品でした。まぁでも米澤さんの作品は他の作品も読んで行きたいと思っています。

| や行(その他の作家) | 22:07 | comments(2) | trackbacks(4) |
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| - | 22:07 | - | - |
こんばんは。
米澤作品、これが初とは…(^_^;)
すごい先入観がついちゃいそうです。

既刊の作品からも黒さは感じてましたが、これは爆発した!っていう本だったように思います。
いやはや、なんだかんだと衝撃的でした。
| ちきちき | 2008/08/04 9:18 PM |
>ちきちきさん
何も情報を入れないで読むのも如何なものかと少し思いました。

黒さのある作家さんなのですね。
他の作品もまた読んでみたいと思います。
| Yuki | 2008/08/07 12:10 AM |









http://hibidoku.jugem.jp/trackback/415
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