大家族に紺と亜美、青とすずみさんの赤ちゃんが生まれ、藍子がマードックさんと結婚し、更に家族が増えた第3弾です。今回も家族みんなで事件を解決し、我南人は一人で自由に動き回り、LOVEを振りまきます。相変わらずの朝食風景はやっぱり読んでいて楽しいです。そしてこの家族の周りの人たちは幸せになってしまうのか、今回も1組のカップルが生まれました。マードックさんの部屋とアトリエ、そして勘一の妹の淑子さん、幼馴染のかずみさんと、みんなで一緒に住むために家をどうやって改築するか。紺は考えます。その結論とは・・・。
「秋 あなたのおなまえなんてぇの」
東京バンドワゴンの古本屋では本が並べ替えられていた。その意図とは。そして、売られた本の中に<ほったこん ひとごろし>という子供が書いたような文字が。売ったのは小坂菜美さんという女性。みんなその名前に覚えはなかった。
「冬 稲妻春遠からじ」
勘一と昔一緒に住んでいた高崎ジョーの孫ケントさんから大量の洋書が送られてきた。勘一に送れという手紙が出てきたと言う。同時に、怪しい男たちが乱入してきた。その中に、極秘文書であるロスコーさんの書いた日記が紛れているという。同時に、真奈美から相談を持ちかけられた藍子。同時に聞いた料理人のコウさんが辞めるという話。何か関係はあるのか。
「春 研人とメリーちゃんの羊が笑う」
毎日東京バンドワゴンに通う、研人の同級生の芽利依ちゃん。お母さんからはメリーちゃんが羊が後をついてきて困ると言っているらしい。また、勘一宛に届いた葉書。自分は行きたくないので、すずみと青の夫婦に京都の六波羅探書に行かせた。
「夏 スタンド・バイ・ミー」
我南人と池沢さんの周りをかぎまわっている記者がいる。青のことをすっぱ抜くつもりのようだ。康円さんの所にも記者がやってきた。また青も同級生からは「青のことで興信所みたいな人が色々訊きにきた」とメールが届く。池沢さんの事務所の社長の浅羽さんが、事務所の経営難からそのネタを売ろうと企んでいるのではないかと疑う。
本の表紙を開いたところに、堀田家の間取り図がありました。これを見るだけでも面白かったです。本を読みながら自分も堀田家を行き来している気分になって、何度も間取り図を見ちゃいました。
⇒ ガトリング白銀 (01/11)
⇒ サキューン (01/01)
⇒ こういち (12/27)
⇒ まろまゆ (12/23)
⇒ モグモグ (12/16)
⇒ ばきゅら (12/07)
⇒ ちんたまん (12/03)
⇒ 機関棒 (11/24)
⇒ れもんサワー (11/20)
⇒ ゴリゴリくん (11/13)