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愛しの座敷わらし/荻原浩
評価:
荻原 浩
朝日新聞出版
¥ 1,890
(2008-04-04)
Amazonランキング: 15736位
JUGEMテーマ:読書


読書期間:2008/6/9〜2008/6/12

[朝日新聞出版HPより]
生まれてすぐに家族になるわけじゃない。一緒にいるから、家族になるのだ。東京から田舎に引っ越した一家が、座敷わらしとの出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、ささやかな希望と再生の物語。朝日新聞好評連載、待望の単行本化!
東京の会社で課長職だった晃一が地方支店へ転勤することになった。それは主流から外れることを意味し、片道切符となる可能性が大きかった。駅前のマンションを借りる予定だったが、晃一が街外れに古いが大きな空き家を見つけて、勝手に契約してしまった。妻の史子は近くにスーパーがないことが不満を持ち、すぐに東京に戻ろうと決意していた。長女の梓美は中学2年生で、最近携帯を買ってもらいメールばかりしていた。友達と上手くいかず、転校すると言ったら笑顔で喜ばれてしまい、落ち込む。弟の智也は小学4年生。犬のクッキーとともに、広い家や見慣れぬ田舎風景にはしゃいでいた。晃一の母親の澄代は夫である礼次を亡くしてからは生きる気力をなくし、病院では高齢者うつと診断されていた。こんな都会ではよくある、少しばらばらになった家族が引っ越してきた。

智也が庭の祠の近くで小さな3,4歳くらいの青い着物を着て、ちょんまげのように髪の毛を結んでいる男の子を見つけた。けん玉に興味を持っていたようだ。その子を連れて、小学生たちがサッカーをやっている輪に勇気を持って入ることができた。しかし、気付いたら、その子供は消えていた。澄代もその男の子を昔子供の頃に戦争で亡くなった六助と思い、優しくしていた。またその姿の見える智也と共有し、生きる希望を持った。梓美と史子は直接はその姿を見えないが、家に置いてあった古い鏡を通して姿を見ることができた。最初は怖がっていた2人。梓美は東京では上手くいかなかった友達との関係も上手くいき、史子は夫に頼るようになり夫婦仲もよくなった。

その男の子は座敷わらしだ。みんなが認識し、人間に害を与えることはなく、その家につく福の神と認識大切に扱っていた。最初はバラバラだった家族が座敷わらしと会うことによって、1つになっていく。とても温かい家族の物語でした。座敷わらしの言い伝えも、詳しく知らなかったです。何とも可哀想だと思いました。しかし、人を憎むと言う感情すら持たない座敷わらし。まさに愛しいと思いました。1番最後の1行。これには感動してしまいました。これはオススメです。
| あ行(荻原浩) | 22:59 | comments(2) | trackbacks(3) |
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| - | 22:59 | - | - |
こんばんは。
それぞれの思惑を抱えたばらばらな家族が
座敷わらしによって家族の絆に気づき
変わっていくのがよかったですね。
最後の1行でにっこり。
印象に強く残りました。
| 藍色 | 2008/06/17 6:34 PM |
>藍色さん
こんばんは。
都会の典型的なばらばらだった家族が
座敷わらしによって家族の絆を取り戻していく様子がよかったです。
最後の1行はにっこりでしたね。
| Yuki | 2008/06/17 11:06 PM |









http://hibidoku.jugem.jp/trackback/394
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