しゃばけシリーズ第二弾。『しゃばけ』を読んだのが去年の9月。半年以上も経ってしまいました。色々なシリーズものに手をつけると、なかなか進むことができないものです。止まっているシリーズものがいくつあるか・・・。
相変わらず体が弱く寝込んでいるばかりの若旦那。でも暇つぶしとばかりに周りで起きている事件の真相を確かめようとする。妖を使って調査をするのは体の弱い若旦那の特権かもしれません。鳴家も可愛いのですが、今回はなんと言っても仁吉。男前でしたね。「ぬしさまへ」のモテぶり、そして「仁吉の思い人」では仁吉の株が急上昇。相手が相手でしたね。最後まで読んで納得してしまいました。
「ぬしさまへ」
仁吉の元へ届く字の汚い懸想文。字がほとんど読めない。その文を出したくめが火事の間に殺された。仁吉が疑われ、一太郎は立ち上がった。
「栄吉の菓子」
栄吉の菓子を食べて、隠居が死んだ。隠居の名は九兵衛。一人暮らしの小金持ちだった。余り美味しくないとはいえ、自分の作った菓子で人が死んだと落ち込む栄吉。そんな栄吉のために、一太郎は調べることにした。
「空のビートロ」
一太郎の腹違いの兄、松之助の話。しゃばけのサイドストーリー。犬猫殺しが続いている物騒な世の中。そして、優しい店の娘おりんの存在。全てを知って落ち込んだ松之助は弟の元へ行った。
「四布の布団」
一太郎が眠る布団から泣き声が聞こえる。買ったばかりの新品だからそんなはずはないと思ったが、よく見ると布団は頼んだ五布ではなく、四布だった。一太郎はこれでいいと言ったのにも関わらず、仁吉や佐助は布団を買った田原屋に文句を言いに行った。その店で一人の死人を見つけてしまった。
「仁吉の思い人」
薬の飲めない一太郎に対して、これを飲んだら仁吉の失恋話をするという佐助。それならと無理をして薬を飲んだ一太郎。他人に話されるならと思い、仁吉は自分で話し始める。始まりは千年も前のことだった。
「虹を見し事」
一太郎の周りの様子がおかしい。仁吉や佐助はいつものように一太郎に対して甘くなく、また妖たちは姿を現さない。いつもと違う回りの様子にとまどう一太郎。これは誰かの夢の中なのだろうか。
⇒ ガトリング白銀 (01/11)
⇒ サキューン (01/01)
⇒ こういち (12/27)
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