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ぼくのメジャースプーン/辻村深月
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 1,019
(2006-04-07)
Amazonランキング: 35207位
読書期間:2007/4/14〜2007/4/15

「ぼく」は小学四年生。不思議な力を持っている。
忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヶ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された・・・・・・。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく」の幼なじみ・ふみちゃんは、ショックのあまり全ての感情を封じ込めたまま、今もなお登校拒否を続けている。笑わないあの子を助け出したい「ぼく」は、自分と同じ力を持つ「先生」のもとへ通い、うさぎ殺しの犯人に与える罰の重さを計り始める。「ぼく」が最後に選んだ答え、そして正義の行方とは!?

気になっていた作家さん。図書館で見つけたので、早速借りました。
ぼくの幼なじみのふみちゃんは、ウサギの世話が大好きで人の面倒見もよく勉強もできる女の子だった。見た目はメガネに歯の矯正をしている為、かわいいとは思われていないが、ぼくの憧れの存在だった。うさぎの当番の日にぼくが熱を出した為、ふみちゃんにうさぎの当番を代わってもらった。その日に起きた事件。それ以来ふみちゃんは心を閉ざしてしまい、僕を見ることも喋ることもできなくなった。

3ヵ月後、尚も様子が変わらないふみちゃん。僕は事件の犯人と一週間後に会うことになった。心配したお母さんがぼくと同じ力を持つ先生のところに通うように薦める。メインはここからの先生とすごく6日間。ほとんどが先生とぼくとの会話で成り立つ。しかも内容が罪と罰について。犯人に復讐すべきか、どんな罰を与えたらいいのかと、10歳の子に対してはかなり難しい話。私も色々と考えさせられました。被害者でも手を上げたらその途端に加害者になってしまう。復讐とは何か。復讐して犯人を殺してしまった場合、その犯人の周りの人間がきっとまた復讐をする。それが続いてしまう悪循環。そして、復讐は誰の為にするのか?被害にあったふみちゃんのため?それとも自分のため?

私の考えは先生の教え子の一人の女の子に1番近いような気がしました。忘れる、犯人とは一切関わらない。もし私だったらそうなるかもしれません。実際にその立場とならないとはっきりとは分かりませんが・・・。

その日が終わってから・・・、本当に最後の部分ですが泣いてしまいました。なんかもう、10歳の男の子がよく頑張ったと、親心のような気持ちです。そしてその思いはちゃんと届いていました。とても素晴らしい作品です。もっともっと辻村さんの作品を読まないと。どうやら「子どもたちは夜と遊ぶ」とリンクしているようです。読んでみたいと思います。
| た行(辻村深月) | 20:55 | comments(0) | trackbacks(1) |
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「ぼくのメジャースプーン」辻村深月
タイトル:ぼくのメジャースプーン 著者  :辻村深月 出版社 :講談社ノベルス 読書期間:2006/12/27 - 2006/12/28 お勧め度:★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎ
| AOCHAN-Blog | 2007/04/16 6:41 PM |
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