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[朝日新聞出版HPより] 昭和初期の林芙美子、吉屋信子、永井荷風による女中小説があの『FUTON』の気鋭作家によって現代に甦る。失業男とカフェメイドの悪だくみ、麹町の洋館で独逸帰りのお嬢様につかえる女中、麻布の変人文士先生をお世話しながら舞踏練習所に通った踊り子……。レトロでリアルな時代風俗を背景に、うらぶれた老婆が女中奉公のウラオモテを懐かしく物語る連作小説集。
[ポプラ社HPより] 『ゆれる』の映画監督が、“真実と嘘の境界”をテーマに人間の本性を炙りだした短篇小説集。映画『ディア・ドクター』から生まれた、もうひとつの物語。
[文庫裏表紙より] 舞台は中国唐代。元エリート県令である父親の財に寄りかかり、ぐうたら息子の王弁は安逸を貪っていた。ある日地元の黄土山へ出かけた王弁は、ひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女、実は何千何万年も生き続ける仙人で…不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、天地陰陽を旅する大ヒット僕僕シリーズ第一弾!「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作。
[朝日新聞出版HPより] 『西の魔女が死んだ』の作家が贈る待望の最新長編小説。歯痛に悩む植物園の園丁がある日、巣穴に落ちると、そこは異界だった。前世は犬だった歯科医の家内、ナマズ神主、愛嬌のあるカエル小僧、漢籍を教える儒者、そしてアイルランドの治水神と大気都比売神……。人と動物が楽しく語りあい、植物が繁茂し、過去と現在が入り交じった世界で、私はゆっくり記憶を掘り起こしてゆく。怪しくものびやかな21世紀の異界譚。
[双葉社HPより] 有栖川有栖氏や山田正紀氏をはじめ、選考委員の圧倒的な支持を得て、日本推理作家協会賞短編部門を受賞した「傍聞き(かたえぎき)」を収録。巧妙な伏線に緊迫の展開、そして意外な真相。ラストには切なく温かな想いが待ち受ける。珠玉のミステリー短編集。
[角川書店HPより] 身に覚えのない幼稚園の同窓会の招待状を受け取った、葛見隆一。仕事と恋人を失い、長い人生の休暇にさしかかった隆一は、会場でミライと名乗る女性と出逢う。蔵橋ミライは、人嫌いだったという父親の行方を捜していた。手がかりは、「厭人」、「ゴリ」の、二つのあだ名だけ。いったい父は何者だったのか?痕跡を追ううち、二人は「ゴリ」が消えた時代に遭遇する。それは、高度成長後の1970年代だった。キューブリック、ベトナム戦争、怪獣Gメン、米軍住宅。アメリカから持ち込まれ、あるいは日本に生まれ、70年代とともに消えていったものの数々。「ゴリ」を求め、隆一とミライは、次々と不思議な人物に出逢う――。
[ポプラ社HPより] 登校拒否になった小3の大輔は、母の故郷・広島県の松永に転校。穏やかな瀬戸内海の町と人に出会い、元気を取り戻した大輔の胸にある思いがわきあがってくる!
[光文社HPより] 人って、生きにくいものだ。 みんなみんな、本当の気持ちを言っているのかな? 青春小説の金字塔、 島田雅彦『僕は模造人間』(’86年) 山田詠美『ぼくは勉強ができない』(’93年) 偉大なる二作に(勝手に)つづく、’00年代の『ぼくは〜』シリーズとも言うべき最新作! 「本が好き!」連載中に第一回大江健三郎賞を受賞したことで、ストーリーまでが(過激に)変化。 だから(僕だけでなく)登場人物までがドキドキしている(つまり落ち着きがない)、 かつてみたことのない(面白)不可思議学園小説の誕生! * ( )内は作者談
[集英社HPより] 家族のことを、どれだけ知っていますか? 72歳の元歯科医・緋田龍太郎が、妻と妻の母、ひきこもりの長男と暮らす家に、事業に失敗した長女一家、離婚した妊婦の次女が戻ってきて、大家族に。家族それぞれの思いをユーモアを交え綴る連作長編。
[BOOKデータベースより] 川波みのり、31歳、脚本家、独身。胃がひっくり返ったようになるのに、眠れないのに、病院に行って検査をすると『特に異状なし』。あのつらさは何?昔の男が結婚したショックのせい?それとも仕事のストレス?最終的にたどりついた東洋医学で、生薬の香りに包まれながら、みのりが得たものは。心と体、そして人間関係のバランスを、軽妙なテンポで書き綴る、第28回すばる文学賞受賞作品。
⇒ ガトリング白銀 (01/11)
⇒ サキューン (01/01)
⇒ こういち (12/27)
⇒ まろまゆ (12/23)
⇒ モグモグ (12/16)
⇒ ばきゅら (12/07)
⇒ ちんたまん (12/03)
⇒ 機関棒 (11/24)
⇒ れもんサワー (11/20)
⇒ ゴリゴリくん (11/13)